エコキュートが故障したら修理できる?

エコキュートが故障しても、部品の交換や修理によって直せるケースはあります。リモコンやセンサー、基板、弁類など、不具合が起きている部品によって修理内容は異なります。
ただし、すべての故障を修理できるとは限りません。設置から年数が経過している場合は、修理に必要な部品がすでに供給されていなかったり、一度修理しても別の箇所に不具合が発生したりする可能性があります。
そのため、まずはメーカーや修理対応業者に症状を伝え、修理可能か確認しましょう。
比較的新しいエコキュートなら修理、設置から年数が経過していて修理費用が高額になる場合は交換も含めて検討するのがポイントです。
なお、お湯が出ない、水漏れしているといった症状があっても、必ず故障しているとは限りません。修理を依頼する前に、自分で確認できるポイントをチェックしてみましょう。
関連記事:エコキュートのお湯が出ない!原因と今すぐできる対処法を解説
エコキュートの修理を依頼する前に確認すること

エコキュートに不具合が起きても、湯切れや断水などが原因であれば修理が必要ない場合があります。業者へ連絡する前に、次のポイントを確認しましょう。
エラーコードを確認する
リモコンにエラーコードが表示されている場合は、コードをメモして取扱説明書やメーカー公式サイトで内容を確認します。
エラーコードを修理業者へ伝えると、不具合の状況を把握してもらいやすくなります。取扱説明書に案内された操作を行ってもエラーが繰り返される場合は、点検・修理を依頼しましょう。
関連記事:エコキュートにエラーが表示されたら交換?修理?5つの判断ポイント
リモコンや取扱説明書を確認する
リモコンの設定が変更されていないか、画面に普段と異なる表示がないか確認します。機種によって対処方法が異なるため、自己判断で本体を分解したり配線を触ったりせず、取扱説明書に記載された範囲で対応してください。
断水・凍結・湯切れではないか確認する
お湯が出ない場合は、本体の故障ではなく断水・配管の凍結・貯湯タンクの湯切れなどが原因となっていることがあります。
家の水道自体が使えるか、貯湯量が不足していないかなどを確認しましょう。冬場で配管の凍結が考えられる場合は、無理に熱湯をかけるのではなく、メーカーの取扱説明書に従って対処してください。
基本的な確認をしても症状が改善しない場合や、水漏れ・異音などが続いている場合は、無理に自分で直そうとせず修理を依頼しましょう。
エコキュートのよくある故障と修理内容

エコキュートの修理内容は、不具合が発生している場所によって異なります。代表的な症状と考えられる修理内容を確認しておきましょう。
お湯が出ない
湯切れや断水などではないのにお湯が出ない場合は、温度センサーや混合弁などの部品に不具合が起きている可能性があります。原因となっている部品を特定したうえで、修理・交換が行われます。
水漏れしている
配管の接続部分や弁などから水が漏れている場合は、部品交換や配管の補修が必要になることがあります。
なお、ヒートポンプユニット周辺の水は、結露や霜取り運転による正常な排水の場合もあります。水が出ているだけで故障とは判断できないため、漏れている場所や量を確認しましょう。
エラーコードが消えない
取扱説明書に記載された対処をしてもエラーが繰り返し表示される場合は、センサーや基板などに不具合が発生している可能性があります。
エラーコードは原因を確認する手がかりになるため、修理を依頼するときに表示されているコードを伝えましょう。
異音がする
これまで聞いたことのない大きな音や異常な振動が続く場合は、ヒートポンプユニットなどに不具合が起きている可能性があります。
症状だけで故障箇所を正確に判断するのは難しいため、異常が続く場合はメーカーや修理業者に点検を依頼するのがおすすめです。
エコキュートの修理はどこに頼む?

エコキュートの修理は、主にメーカー・購入した販売店や施工店・エコキュート専門業者へ相談できます。
保証の有無や使用年数、症状に応じて依頼先を選びましょう。
メーカー
故障箇所を詳しく点検してもらいたい場合は、使用しているエコキュートのメーカーへ修理を依頼できます。
特にメーカー保証期間内であれば、まず保証書を確認してメーカーや購入店へ相談しましょう。保証対象となる故障であれば、条件に応じて無償修理を受けられる場合があります。
購入した販売店・施工店
エコキュートを購入・設置した販売店や施工店も相談先のひとつです。独自の工事保証や延長保証に加入している場合は、保証を利用できる可能性があります。
購入時の書類や保証書が残っている場合は、保証期間と対象範囲を確認してから問い合わせましょう。
エコキュート専門業者
エコキュートを扱う専門業者へ相談する方法もあります。修理だけでなく交換にも対応している業者なら、使用年数や故障状況を踏まえて、どちらが適しているか相談しやすいでしょう。
ただし、対応できる修理内容やメーカー、保証は業者によって異なります。依頼前に点検・修理の対応範囲や出張費などの有無を確認しておくことが大切です。
保証期間内ならメーカーや購入店、保証が切れている場合や交換も検討している場合は専門業者も含めて相談先を選ぶと良いでしょう。
関連記事:エコキュート交換はどこがおすすめ?家電量販店・ホームセンター・専門業者を徹底比較
エコキュートを修理する流れ

エコキュートの修理は、一般的に問い合わせ→症状の確認→点検・見積もり→修理という流れで進みます。
- メーカー名・型番を確認する
貯湯タンクなどに貼られている銘板を確認し、メーカー名と型番を控えておきます。 - 症状・エラーコードを伝える
「お湯が出ない」「水漏れしている」などの症状と、表示されているエラーコードを伝えます。 - 点検してもらう
担当者が故障箇所を確認し、修理が可能か、部品交換が必要かなどを判断します。 - 修理内容と費用を確認する
有償修理の場合は、作業内容や部品代、出張費などを確認してから依頼します。 - 修理・動作確認
必要な修理や部品交換を行い、正常に使用できるか確認します。
問い合わせ時には、型番・使用年数・症状・エラーコードを伝えられるようにしておくとスムーズです。水漏れなど目で確認できる症状は、安全な範囲で写真を撮っておくと状況を伝えやすくなります。
なお、点検した結果、部品の供給状況や故障箇所によっては修理できないこともあります。その場合は、本体交換を検討しましょう。
修理ではなくエコキュートの交換を検討したほうが良いケース

エコキュートは故障しても修理できる場合がありますが、状況によっては修理を繰り返すより、本体を交換したほうが良いケースもあります。
特に、次のような場合は交換も含めて検討しましょう。
- 設置から10年前後またはそれ以上経過している
- 修理に必要な部品が供給されていない
- 故障や不具合を繰り返している
- ヒートポンプユニットなどの修理が高額になる
- 修理費用と新品への交換費用の差が小さい
エコキュートの補修用性能部品にはメーカーごとに保有期間が定められているため、古い機種では必要な部品がなく、修理できない場合があります。
また、一箇所を修理しても、使用年数が長い機種では別の部品に不具合が発生する可能性があります。
長期間使用しているエコキュートが故障した場合は、修理費用だけで判断せず、新しいエコキュートへ交換する場合の見積もりも取り、総額を比較して判断しましょう。
関連記事:エコキュートの見積もり方法を徹底解説|失敗しない5つのポイント
エコキュート修理に関するよくある質問

エコキュートは自分で修理できますか?
取扱説明書に記載されているエラー解除や設定の確認などは自分で対応できる場合がありますが、本体の分解や部品交換は避けましょう。基本的な対処をしても直らない場合は、メーカーや修理業者へ依頼してください。
エコキュートの修理には何日かかりますか?
修理にかかる期間は、故障箇所や必要な部品の在庫、業者の対応状況などによって異なります。点検当日に直るケースもあれば、部品の取り寄せによって数日以上かかる場合もあります。
保証期間内なら無料で修理できますか?
保証期間内でも、すべての修理が無料になるとは限りません。故障した箇所や原因によって保証の対象外となる場合があるため、メーカー保証や販売店の延長保証の内容を確認しましょう。
修理中にお湯が使えない場合はどうすればいいですか?
エコキュートが使用できない場合は、修理が完了するまで入浴施設を利用するなどの対応が必要になることがあります。交換も視野に入れている場合は、早期対応が可能な業者へ相談するのも選択肢です。
修理と交換で迷ったらどうすればいいですか?
使用年数や故障箇所、修理費用、今後の故障リスクを踏まえて判断します。設置から年数が経過している場合や修理が高額になる場合は、修理だけでなく新品へ交換する場合の見積もりも確認して比較すると良いでしょう。
まとめ|エコキュートが故障したら症状を確認して修理を依頼しよう
エコキュートに不具合が起きたら、まずはエラーコードやリモコンの設定、断水・凍結・湯切れなどを確認しましょう。
自分で確認できる範囲の対処をしても改善しない場合は、メーカーや購入した販売店・施工店、エコキュート専門業者などへ修理を相談します。
一方、設置から年数が経過している場合や、修理に必要な部品がない場合、高額な修理が必要な場合は、本体交換も選択肢になります。
修理と交換で迷ったときは、エコキュートの使用年数と修理費用を確認し、新品へ交換する場合の費用と比較して判断しましょう。