エコキュートにエラーが表示されたらまず確認すること

エコキュートにエラーコードが表示されたからといって、すぐに故障や交換が必要とは限りません。
一時的な不具合や使用環境が原因でエラーが発生している場合もあるため、まずは落ち着いて原因を確認することが大切です。
はじめに、修理や交換を依頼する前に確認したいポイントを紹介します。
エラーコードの内容を確認する
最初に、リモコンへ表示されているエラーコードを確認しましょう。
エラーコードはメーカーごとに内容が異なり、「通信異常」「給水異常」「ヒートポンプ異常」など、原因を特定する手がかりになります。
取扱説明書やメーカーのサポートページでエラーコードの意味を確認しておくと、その後の対応を判断しやすくなります。
一時的なエラーではないか確認する
停電や瞬間的な電圧低下、配管の凍結など、一時的な要因でエラーが表示されることもあります。
エラーコードの内容によっては、電源を入れ直したり、時間を置いて再度運転したりすることで解消するケースもあります。
ただし、同じエラーが繰り返し表示される場合は、内部部品の故障が考えられるため注意が必要です。
お湯が使えるか確認する
エラーが表示されていても、お湯が問題なく使える場合と、まったく使えない場合があります。
給湯や追い焚きなど、どの機能に影響が出ているかを確認しておくと、修理を依頼する際にも状況を伝えやすくなります。
使用年数を確認する
エコキュートの一般的な寿命は10〜15年程度とされています。
設置から10年以上経過している場合は、修理できたとしても別の部品が故障する可能性が高くなるため、交換を検討したほうがよいケースもあります。
メーカーや販売店へ相談する
原因が分からない場合や、エラーが何度も表示される場合は、自分で無理に対処せず、メーカーや販売店、専門業者へ相談しましょう。
エラーコードや使用年数を伝えることで、修理が適しているのか、交換を検討したほうがよいのかアドバイスを受けられます。
まずはエラーの内容を正しく把握することが大切です。
エラー内容がよくわからなかったり、修理・交換を判断するのが難しかったりする場合は、エコキュート専門業者に相談するのがおすすめです。
関連記事:【2026年最新版】エコキュート交換業者一覧|費用・保証・口コミまとめ
次の章では、エラーが表示されても修理で対応できるケースについて詳しく解説します。
エラーが表示されても修理で対応できるケース

エコキュートにエラーが表示されても、必ずしも本体交換が必要になるわけではありません。
故障した部品を交換できる場合や、一部の機能だけに不具合が発生している場合は、修理によって再び使用できる可能性があります。
ここでは、交換ではなく修理を検討しやすいケースを紹介します。
設置から年数があまり経過していない
設置してから数年程度で、ほかに目立った不具合がない場合は、修理で対応できる可能性があります。
比較的新しいエコキュートであれば、補修部品が供給されている可能性も高く、故障箇所だけを交換したほうが費用を抑えられることがあります。
メーカー保証や販売店の延長保証が残っていれば、修理費用の一部または全部が保証される場合もあるため、保証書や契約内容を確認しましょう。
交換可能な部品だけが故障している
温度センサーや混合弁、循環ポンプ、リモコンなど、交換可能な部品の不具合であれば、本体を入れ替えずに修理できることがあります。
ただし、同じエラーコードでも原因が一つとは限りません。自身で故障箇所を断定せず、点検を受けたうえで修理の可否を判断しましょう。
エラーが初めて表示された
長期間問題なく使えており、今回初めてエラーが表示された場合は、一時的な不具合や特定の部品の故障である可能性があります。
メーカーが案内する方法でエラーを解除したあと、同じ症状が再発しなければ、そのまま使用できるケースもあります。
ただし、何度もリセットしなければ使えない状態や、短期間で同じエラーが繰り返される場合は、早めに点検を依頼してください。
修理費用が交換費用より大幅に安い
エコキュートの使用年数が短く、修理費用も比較的少額であれば、交換より修理を選ぶほうが経済的です。
修理を依頼する際は、出張費・点検費・部品代・作業費を含めた総額を確認しましょう。
見積もり金額だけでなく、修理後にどの程度使用できそうか、ほかの部品に劣化が見られないかも確認すると判断しやすくなります。
保証期間内で無償修理を受けられる
メーカー保証や販売店、施工業者の延長保証の対象であれば、無償または少ない負担で修理できる場合があります。
ただし、保証期間内でも、自然災害や凍結、利用者の過失などによる故障は対象外になる場合があるのでご注意ください。
修理を申し込む前に、保証期間だけでなく対象部品や免責事項も確認しておきましょう。
修理で対応できるかどうかは、エラーコードだけでは判断できません。使用年数や故障箇所、修理費用、保証の有無を確認し、点検結果を踏まえて決めることが大切です。
エラーが出たら交換を検討したほうが良いケース

エコキュートは修理で使い続けられるケースもありますが、状況によっては交換したほうが結果的に費用を抑えられたり、安心して使い続けられたりすることがあります。
ここでは、交換を検討したほうが良い主なケースを紹介します。
設置から10年以上経過している
エコキュートの寿命は一般的に10〜15年程度とされています。
設置から10年以上経過している場合は、故障した部品を修理できても、別の部品が相次いで故障する可能性があります。
修理を繰り返すことで費用がかさむこともあるため、交換も視野に入れて検討しましょう。
修理に必要な部品が供給終了している
メーカーでは一定期間、修理用部品を保有していますが、製造終了から年数が経過すると部品の供給が終了することがあります。
部品が入手できない場合は修理ができないため、本体交換が必要になります。
修理費用が高額になる
ヒートポンプユニットや貯湯タンクなどの主要部品が故障すると、高額な修理費用がかかる場合があります。
修理費用が交換費用に近い場合や、今後も故障のリスクが高いと判断された場合は、新しいエコキュートへ交換したほうが長期的な負担を抑えられることがあります。
同じエラーが何度も表示される
修理やリセットを行っても同じエラーが繰り返し表示される場合は、根本的な故障が解消されていない可能性があります。
そのまま使用を続けると、突然お湯が使えなくなるなど、生活に支障をきたす恐れもあるため注意が必要です。
家族構成や使用状況が変わった
故障をきっかけに、現在の生活スタイルに合った機種へ交換するのも一つの方法です。
たとえば、家族が増えて容量不足を感じている場合や、省エネ性能の高い最新機種へ買い替えたい場合は、修理ではなく交換を選ぶメリットがあります。
エコキュートの交換は初期費用がかかりますが、最新機種は省エネ性能や機能性が向上しているものもあります。
使用年数や修理費用を踏まえ、今後も安心して使い続けられるかどうかという視点で判断しましょう。
交換・修理を判断する5つのポイント

エコキュートにエラーが表示された際は、「修理できるか」「交換したほうがよいか」を総合的に判断することが大切です。
次の5つのポイントを確認することで、自宅の状況に合った対応を選びやすくなります。
① 使用年数
設置から10年未満であれば、修理で対応できる可能性があります。一方、10年以上使用している場合は、今後ほかの部品が故障するリスクも考慮して交換を検討しましょう。
② エラーの内容
エラーコードによっては、一時的な不具合や軽微な故障で済む場合があります。
一方で、ヒートポンプユニットや貯湯タンクなどの主要部品に関するエラーは、高額な修理や交換が必要になることもあります。
③ 修理費用
修理費用が比較的少額であれば、修理を選ぶほうが経済的です。
ただし、高額な修理費用がかかる場合や、交換費用との差が小さい場合は、新しいエコキュートへ交換したほうが長期的なメリットが大きいことがあります。
④ 保証の有無
メーカー保証や販売店・施工業者の延長保証が適用される場合は、修理費用を抑えられる可能性があります。
保証期間や保証対象を確認したうえで、修理と交換のどちらが適しているか判断しましょう。
⑤ 今後も安心して使い続けられるか
今回の故障を修理できても、経年劣化によって別の部品が故障する可能性があります。
修理後の使用年数やメンテナンス費用も考慮し、長く安心して使えるかどうかという視点で判断しましょう。
判断に迷ったら見積もりを比較するのがおすすめ
修理と交換のどちらが良いか迷った場合は、修理費用の見積もりと交換費用の見積もりを比較してみましょう。
費用だけでなく、保証内容や今後の故障リスクも含めて検討することで、最適な選択がしやすくなります。
エラーが表示されても、すぐに交換が必要とは限りません。使用年数や故障内容、修理費用などを総合的に判断し、必要に応じてメーカーや専門業者へ相談することが大切です。
「【2026年最新版】エコキュート交換業者一覧|費用・保証・口コミまとめ」では、全国対応している主なエコキュート専門業者を一覧でまとめています。
それぞれの費用目安や特徴、口コミなどをわかりやすくまとめているので、見積もりを依頼する業者を検討する際にお役立てください。
エラーを放置するリスク

エコキュートにエラーが表示されても、お湯が使える場合は「しばらく様子を見よう」と考える方もいるかもしれません。
しかし、エラーの原因によっては症状が悪化し、修理費用が高額になったり、突然お湯が使えなくなったりする可能性があります。
ここでは、エラーを放置する主なリスクを紹介します。
突然お湯が使えなくなる可能性がある
一時的に給湯できていても、故障が進行すると急にお湯が出なくなることがあります。
特に冬場は生活への影響が大きいため、同じエラーが繰り返し表示される場合は早めに点検を依頼しましょう。
故障箇所が増えて修理費用が高くなることがある
軽微な不具合を放置すると、周辺部品にも負荷がかかり、故障箇所が増える可能性があります。
その結果、当初は修理で対応できたケースでも、修理費用が高額になったり、本体交換が必要になったりすることがあります。
漏水や水漏れにつながるおそれがある
配管や内部部品の不具合が原因でエラーが発生している場合は、漏水や水漏れが起こる可能性もあります。
水漏れを放置すると住宅設備に影響を及ぼすこともあるため、異常を見つけたら早めに専門業者へ相談しましょう。
電気代が高くなる場合がある
ヒートポンプユニットなどに異常がある状態で運転を続けると、効率が低下し、通常より多くの電力を消費することがあります。
以前より電気代が高くなったと感じる場合は、エラーとの関連も含めて点検を依頼するのがおすすめです。
安全のために運転が停止することもある
エコキュートには、本体を保護するための安全機能が備わっています。
重大な異常が発生すると、自動的に運転を停止する場合があり、その間は給湯や追い焚きが利用できなくなることがあります。
エラー表示は故障や異常を知らせるサインです。
表示されたまま使い続けるのではなく、エラーコードを確認したうえで、必要に応じてメーカーや専門業者へ相談しましょう。
よくある質問

最後に、エコキュートのエラーについて多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式でまとめました。
修理と交換の判断に迷ったときや、エラー発生時の対応に不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
エコキュートにエラーが表示されたらすぐ交換が必要ですか?
いいえ、エラーが表示されたからといって、必ずしも交換が必要とは限りません。
一時的な不具合や交換可能な部品の故障であれば、修理で対応できるケースもあります。まずはエラーコードを確認し、メーカーや専門業者へ相談しましょう。
エラーコードは自分で消しても大丈夫ですか?
メーカーが案内している方法でリセットを行うことは可能ですが、何度も同じエラーが表示される場合は注意が必要です。
繰り返しエラーが発生する場合は根本的な故障が考えられるため、無理に使い続けず点検を依頼しましょう。
修理と交換はどちらが安く済みますか?
使用年数や故障内容によって異なります。
設置から間もない場合や軽微な故障であれば修理のほうが安く済むことがあります。一方で、10年以上使用している場合や高額な修理が必要な場合は、交換したほうが結果的に費用を抑えられるケースもあります。
エラーが表示されていてもお湯が使える場合はそのまま使ってもいいですか?
お湯が使えていても、内部で故障が進行している可能性があります。
一時的なエラーであれば問題ないこともありますが、同じエラーが繰り返し表示される場合や異音・水漏れなどを伴う場合は、早めに点検を依頼するのがおすすめです。
修理するか交換するか判断できない場合はどうすれば良いですか?
判断に迷う場合は、修理と交換の両方の見積もりを取り、費用や保証内容を比較するのがおすすめです。
使用年数や故障状況も踏まえ、メーカーやエコキュート専門業者に相談しましょう。
まとめ|エコキュートのエラーは状況に応じて修理・交換を判断しよう
エコキュートにエラーが表示されても、すぐに本体交換が必要になるとは限りません。
一時的な不具合や交換可能な部品の故障であれば、修理で対応できるケースもありますが、一方で、設置から10年以上経過している場合や、高額な修理費用がかかる場合、修理用部品の供給が終了している場合は、交換を検討したほうが良いこともあります。
修理と交換のどちらを選ぶべきか迷ったときは、エラーコードの内容や使用年数、修理費用、保証の有無などを総合的に確認することが大切です。
判断に迷う場合は、メーカーやエコキュート専門業者へ相談し、修理と交換の両方の見積もりを比較して検討しましょう。